自発性・自主性
強制・強要されることなく自分自身が主体的に考え、自からの意思で行いましょう。
社会性
常に社会の福祉向上に向けられるべきでしょう。
無報酬性
むくわれることを期待したり収入を得るための活動ではありません。
継続性
計画的に継続性を持って活動しましょう。
1.自分にあった身の回りのことから手がけましょう
私たちの身の回りには、身近な問題が顔を出しています。ボランティア活動は、まず挨拶や高齢者、身体の不自由な人に席をゆずることから始めましょう。
2.相手のニーズ(求めていること)にあわせて活動しましょう。
自分勝手な計画を立てたり、善意の押し付けではなく、相手の立場で物事を考え行動しましょう。
3.無理のない計画を立てましょう
自分やグループの力量にあわせて無理のない計画を立て、細く長く自分の生活のリズムに組み入れた活動にしましょう。
4.まわりの理解と協力を得ておきましょう
家族の理解と協力を得ておきましょう。また、職場、学校などで理解と関心を持ってもらうことが、ボランティアの"輪"を広げることにもつながります。
5.安全対策に十分考慮しましょう
万一の事故に備えて安心して活動できるように活動場所の点検をしたり、事故が起こった場合などの対応についても学習することが必要です。
6.約束・秘密は守りましょう
ボランティア活動は人と人との信頼によって成り立つものです。活動の場での約束は必ず守り、責任ある行動をとりましょう。また活動を通して、いろいろな悩みや問題の相談を受けることも多くあります。個人のプライバシーに関することは決して他言しないようにしましょう。
7 .宗教や政治活動とは区別しましょう
宗教的な心情や正義感からボランティア活動を志す人もありますが、自分の信仰している宗教や、支持している政党などをボランティア活動の中で、相手に勧めたり強要してはいけません。信仰の自由、思想・信条の自由をお互いに守り、尊重しましょう。ボランティア活動は、人権尊重そのものであるという重い意味をかみしめましょう。
8.謙虚さも大切でしょう
善意というものは、押し付けになればかえってマイナスです。決して"してあげる"という発想ではなく、「協力者であり援助者である」という立場で「感謝」「感動」の気持ちを持ちましょう。
9.たえず学習し、自分を成長させましょう
ボランティア活動を続けていると、いろいろな問題にぶつかります。活動の反省をし、評価を行い次の活動がより効果的に行われるように備えることが望まれます。そのためには、学習していかなくてはならないでしょう。